松森奈津子
(静岡県立大学国際関係学部教授)
1973年東京都生まれ。スペイン政府給費奨学生として、国立マドリード(コンプルテンセ)大学政治社会学部社会政治思想史学科博士課程修了。Ph.D.(政治学、2004年)。青山学院大学国際政治経済学部助手、静岡県立大学国際関係学部講師・准教授を経て、現在同教授。この間、国立サラマンカ大学地理歴史学部招聘教員、慶應義塾大学法学部特別招聘講師、京都大学地域研究統合情報センター共同研究員、国立民族学博物館共同研究員、ハーバード大学歴史学部客員研究員、マックス・プランクヨーロッパ法史研究所研究員、カリフォルニア大学バークレー校日本研究センター客員研究員、日本学術振興会審査会審査委員・専門委員などを務める。
専門は政治思想史、国際思想史。アメリカ、アジア進出をめぐるイベリア帝国思想を、とりわけスコラ学からカトリック啓蒙に至る諸相に焦点をあてて考察している。主著に、The School of Salamanca in the Affairs of the Indies (Routledge, 2019), 『野蛮から秩序へ』(名古屋大学出版会、2009年、サントリー学芸賞)、Civilización y barbarie (Biblioteca Nueva, 2005)などがある。
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